コーワフレックスとは、医薬品製造会社の興和がかつて製造していた一眼レフカメラです。興和の光学機器部門は1978年に撤退しました。こちらのコーワフレックスは1960年に製造されたレンズ固定式一眼レフカメラであり、レンズは「Prominar 50mm F2」です。現在はカメラを製造していないメーカーのカメラということで、実用的というよりコレクター向けのカメラであると言えるでしょう。正面のセレン光電池がインパクトがあります。
興和はこちらの一眼レフカメラ以外にも二眼レフやコンパクトカメラも発売していたそうですが、なかなか中古市場では見かけません。使える・使えないは別として、希少価値のあるカメラであることは間違いありません。