貴金属相場概況(2026/9/14-9/18)

今週の貴金属市場は、金・プラチナ・パラジウムが下落し、銀は上昇するなど、品目によってやや異なる動きとなりました。

特に注目されたのは、米国の金融政策を決めるFOMCです。市場では事前に利上げが予想されていましたが、実際に0.25%の利上げが決定され、さらに年内に追加利上げを見込む参加者が多かったことから、「思ったよりも強い利上げ姿勢」と受け止められました。

この影響で、金と銀は発表直後に大きく下落しました。金は一時1トロイオンス=4,360ドルまで上昇していたものの、FOMC後には4,235ドルまで急落。銀も64.93ドルから62.23ドルまで下落しました。

金や銀などの貴金属は、利息を生まない資産です。そのため、米国の金利が上がると、金利の付く資産に資金が向かいやすくなり、金・銀には下押し圧力がかかりやすくなります。また、ドル高も貴金属価格の重しとなります。

一方で、下落後は買い戻しも入りました。木曜日には、ドルと米長期金利がいったん低下し、さらにサウジアラビアの原油供給回復期待から原油価格も下落。これによりインフレ懸念がやや和らぎ、金は4,377ドル前後、銀は66.07ドル前後まで反発しました。

金曜日にも金は一時4,399ドル、銀は67.33ドルまで上昇しましたが、その後は再びドルと米長期金利が上昇し、上げ幅を縮小しています。

今週の相場は、米国の利上げ、ドル高、長期金利、中東情勢、原油価格など、複数の材料に大きく振られる一週間となりました。

短期的には値動きの大きい相場が続いていますが、地政学リスクやインフレ懸念、各国の財政不安など、金が安全資産として意識される材料も引き続き残っています。

金・プラチナ・銀製品などの買取価格は、国際相場や為替の影響を受けて日々変動しています。ご売却を検討されている方は、相場が動いているタイミングで一度ご相談ください。

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