パラジウム(palladium)の主産地と使用用途

銀白色の金属で、自動車触媒や電子部品、宝飾品の割金(プラチナ、ホワイトゴールド等)などに利用されます。

目次

主産地

USGS(アメリカ地質研究所)によればPGM(白金族金属)の1つであるパラジウムの年間生産量は約698万オンス(217トン)。プラチナ同様生産国が少ない資源であり、ロシア、南アフリカ共和国の2か国合計で世界全体の年間パラジウム生産量の約77%を占めています。(2020年現在)

世界最大のパラジウム生産国であるロシアでは世界最大のパラジウム生産企業である同国企業Nornickelがロシア国内生産において圧倒的シェアを持っています。

1位:ロシア(43%)

2位:南アフリカ共和国(34%)

3位:カナダ(9%)

使用用途

  • 自動車触媒
  • 歯科部門
  • 電気・電子部門
  • 投資:他の貴金属よりも値動きが激しいです。また、金相場と連動しない為、分散効果が得られるといえます。
  • 宝飾品:ホワイトゴールドの割金として使われることがあります。
よかったらシェアしてね!
目次