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金・貴金属は刻印なしでも売れる?X線分析器による査定を解説

「金色の指輪があるけれど、K18などの刻印が見当たらない」
「古いジュエリーなので、何の金属なのか分からない」
このような品物でも、すぐに「価値がない」と判断する必要はありません。
金やプラチナなどの貴金属には、K18・K24・Pt900といった刻印が入っていることが多いものの、刻印が確認できない貴金属でも査定できる場合があります。
買取店では、色や重さ、磁石への反応などを確認するほか、必要に応じてX線分析器(蛍光X線分析装置)などを使用して金属の成分を調べます。
この記事では、刻印のない金・貴金属が売れる可能性や、X線分析器を使った査定について解説します。
刻印がなくても金・貴金属として売れる可能性はある
結論からいうと、刻印がないという理由だけで金や貴金属として売れなくなるわけではありません。
査定によって金やプラチナなどが含まれていることを確認できれば、刻印のない品物でも買取対象になる場合があります。
たとえば、次のような品物です。
- 古い指輪やネックレス
- 刻印が摩耗して読めなくなったジュエリー
- 海外で購入した貴金属
- ハンドメイドされたアクセサリー
- サイズ直しなどで刻印部分が失われた品物
- 金色ではあるものの素材が分からない品物
一方、金色に見えても金メッキや金張りであるケースもあります。
そのため、「刻印がない=金ではない」「金色だから金である」のどちらも、見た目だけでは断定できません。
素材が分からない場合は、専門店で査定してもらうことが重要です。
金・貴金属の刻印とは?
貴金属製品には、その素材や純度を示す刻印が打たれていることがあります。
代表的なものには次のような刻印があります。
- K24・999・999.9……純金に近い金
- K18・750……金の含有率が約75%
- K14・585……金の含有率が約58.5%
- Pt900……プラチナを約90%含む
- Pt850……プラチナを約85%含む
こうした刻印は、査定時に素材を判断する重要な手掛かりになります。
しかし、すべての貴金属に必ず刻印が入っているわけではありません。
古いジュエリーでは刻印そのものがない場合がありますし、長期間使用したことで刻印が摩耗して見えにくくなっていることもあります。
また、海外製品では日本で一般的な「K18」ではなく「750」など、異なる表記が使われることもあります。
したがって、刻印は重要な判断材料ではありますが、刻印だけで貴金属の価値が決まるわけではありません。
刻印がない貴金属はどうやって査定する?
刻印のない品物を査定する場合、ひとつの方法だけで判断するとは限りません。
品物の状態に応じて、複数の方法を組み合わせながら素材を確認していきます。
色や質感を確認する
まずは品物全体の色や質感、変色の状態などを確認します。
金は腐食しにくい金属ですが、金の純度や割金として使われている金属によって色味は異なります。
ただし、外観だけで正確な純度を判断することはできません。
重さを確認する
金やプラチナは比較的比重の大きな金属です。
そのため、品物の大きさに対する重量も査定の参考になります。
ただし、中が空洞になったジュエリーなどもあるため、重さだけで真贋を判断することはできません。
磁石への反応を確認する
金やプラチナは通常、磁石に強く引き付けられる金属ではありません。
そのため磁石への反応を確認することもあります。
ただし、磁石に付かないから金であるとは限りません。
銅や銀など、磁石にほとんど反応しない金属はほかにも存在するためです。
磁石による確認は、あくまで複数ある判断材料のひとつです。
X線分析器とは?

刻印のない貴金属を調べる際に活用される機器のひとつが、蛍光X線分析装置(XRF)です。
品物にX線を照射し、そこから発生する蛍光X線を分析することで、表面付近に含まれている元素を調べることができます。
たとえば、
- 金(Au)
- 銀(Ag)
- プラチナ(Pt)
- パラジウム(Pd)
- 銅(Cu)
など、どのような元素が含まれているのかを確認する際に役立ちます。
貴金属を大きく削ったり溶かしたりせずに測定できることも、X線分析器の大きな特徴です。
そのため、「刻印はないけれど、本当に金なのか確認したい」という品物の査定にも活用されています。
X線分析器を使えば必ず純度が分かる?
X線分析器は非常に便利な機器ですが、測定結果だけであらゆる品物を完全に判断できるわけではありません。
一般的な蛍光X線分析では、主に品物の表面付近の成分を測定します。
そのため、表面と内部で素材が異なる品物などでは、測定結果だけで判断せず、品物の状態や構造なども確認する必要があります。
たとえば、金メッキが施された品物の場合、表面には金が存在しています。
このようなケースでは、
- 刻印
- 外観
- 重量
- 磁石への反応
- X線分析
- 品物の構造
などを総合的に確認して判断します。
「X線分析器の数字だけを見る」のではなく、複数の情報を組み合わせて査定することが重要です。
よくあるケース|刻印が見つからないのはなぜ?
長年使って刻印が摩耗している
指輪などは長期間使用することで内側が摩耗し、刻印が薄くなる場合があります。
ルーペで確認するとわずかに刻印が残っているケースもあります。
サイズ直しで刻印がなくなった
指輪のサイズ変更では、リングの一部を切断して加工することがあります。
加工された位置によっては、もともとあった刻印がなくなってしまうことがあります。
海外製品で刻印が分かりにくい
海外のジュエリーでは、日本とは異なる表記が使われている場合があります。
「750」「585」など、数字だけが入っていることもあるため、一見すると金の刻印だと分からないことがあります。
もともと刻印がない
古いジュエリーやハンドメイド品などでは、金製品であっても刻印が存在しない場合があります。
刻印がないことだけを理由に処分してしまうのは避けた方がよいでしょう。
刻印のない金・貴金属を売却するときの注意点
自分で削ったり傷を付けたりしない
素材を確認するために、自宅でヤスリをかけたり傷を付けたりするのはおすすめできません。
ジュエリーとして再販できる品物の場合、余計な傷を付けることで商品価値を下げてしまう可能性があります。
素材が分からない場合は、そのまま査定に出しましょう。
刻印がないからといって捨てない
古いアクセサリーを整理していると、「刻印がないから偽物だろう」と判断して処分してしまうことがあります。
しかし、実際には貴金属が含まれている可能性もあります。
特に遺品整理や実家の片付けなどで出てきたジュエリーは、素材が分からなくても一度確認してもらうとよいでしょう。
金色だけで判断しない
反対に、金色だからといって必ず金製品とは限りません。
K18GPなどの金メッキ製品や、金色の合金なども存在します。
売却時には、見た目ではなく実際の素材を確認することが大切です。
刻印のない貴金属でも、まずは査定を
K18やK24などの刻印が確認できない品物でも、金・プラチナなどの貴金属である可能性はあります。
刻印は素材を判断する重要な情報ですが、刻印の有無だけで価値が決まるものではありません。
買取店では、品物の状態や重量、磁石への反応などを確認し、必要に応じてX線分析器などを使用して素材を調べます。
「何の金属か分からない」
「昔から家にあるけれど刻印が見つからない」
「金色の指輪なので、一度調べてほしい」
という品物があれば、自分で判断して処分する前に査定を受けてみるとよいでしょう。
横浜市青葉区・川崎市宮前区周辺で、金・プラチナ・貴金属の査定をご希望の方は買取専門店大吉たまプラーザ店にご相談ください。
刻印が確認できない品物についても、状態を確認したうえで査定いたします。
金かどうか分からないジュエリー、古い指輪、切れたネックレスなども含め、まずはお気軽にお持ちください。







