プラチナ(platinum)の主産地と使用用途

銀白色の金属で、装飾品や自動車触媒、医療器具などに使用されます。プラチナは熱に強く、強度がある為、ガラスの製造工程で使用する装置に用いられています。

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主産地

USGS(アメリカ地質研究所)によればPGM(白金族金属)の1つであるプラチナの年間生産量は約532万オンス(166トン)。南アフリカ共和国のみで世界全体の年間白金生産量の約3分の2、生産量上位10カ国合計で世界全体の約99.9%を占めるといわれています。(2020年現在)

PGMの世界生産においては一部の企業が圧倒的なシェアを持っています。Anglo American Platinum(南アフリカ共和国)、Implats(南アフリカ共和国・ジンバブエ・カナダ)、Sibanye-Stillwater(南アフリカ共和国・米国)、Nornickel(ロシア)、Northam Platinum(南アフリカ共和国)が代表的です。

1位:南アフリカ共和国(68%)
2位:ロシア(14%)
3位:ジンバブエ(9%)

使用用途

  • 自動車触媒:自動車需要によりプラチナ価格が変動します。
  • 宝飾品:結婚指輪や婚約指輪として。ダイヤモンドと組み合わせた宝飾品も多いです。
  • 投資:金相場と連動しない為、分散効果が得られるといえます。
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