K14とは?K18との違いと価値

「K14と書いてあるけれど、本当に金なの?」
「K18とK14では何が違う?」
「585という刻印はK14と同じ?」

ジュエリーやアクセサリーには、K18だけでなく「K14」という刻印が入っていることがあります。

結論からいうと、K14は金を約58.5%含む金合金で、一般に「14金」と呼ばれます。

K18より金の含有率は低いものの、れっきとした金製品のひとつです。

特に海外製のジュエリーではK14や「585」の刻印を見かけることもあります。

この記事では、K14の純度や特徴、K18との違い、価値や査定時のポイントについて分かりやすく解説します。

目次

結論|K14は金を約58.5%含む「14金」

金の純度は、伝統的に24分率で表されます。

純金に近いものをK24とすると、K14は24分の14が金という考え方です。

一般的には、金を約58.5%含む合金として扱われます。

代表的な金の純度を比較すると、

  • K24……純金に近い高純度の金
  • K18……金を約75%含む
  • K14……金を約58.5%含む
  • K10……金を約41.7%含む

となります。

つまりK14は、K18よりも金の割合は少ないものの、半分以上が金で構成された貴金属です。

K14とは?

K14の「K」は「Karat(カラット)」を意味し、金の品位を示します。

K14は日本語では「14金」と呼ばれます。

残りの約41.5%には、銀や銅などの金属が加えられます。

こうした金以外の金属は「割金」と呼ばれることがあります。

割金を加えることで、

  • 強度
  • 硬さ
  • 色合い
  • 加工性

などを調整できます。

K14はK18よりも金以外の金属の割合が多いため、比較的強度を持たせやすく、日常使いのジュエリーにも利用されています。

K14とK18の違いは?

もっとも大きな違いは、金の含有率です。

K18

K18は一般的に金を約75%含みます。

金の割合が高いため、同じ重量・同じ条件で比較すれば、K14よりも金としての素材価値は高くなります。

K14

K14は一般的に金を約58.5%含みます。

K18より金の含有率は低いものの、その分、割金の割合が多くなります。

簡単にまとめると、

K18

  • 金:約75%
  • 金としての素材価値が比較的高い
  • 日本のジュエリーでよく見られる

K14

  • 金:約58.5%
  • K18より金の含有量が少ない
  • 海外製ジュエリーなどでもよく見られる

という違いがあります。

K14はK18より価値が低い?

金そのものの素材価値だけを比較する場合、同じ重量であれば一般的にK18の方が高くなります。

これは単純に、含まれている金の量が違うからです。

たとえば同じ10gの製品でも、

K18では約75%、
K14では約58.5%

が金となるため、金の含有量には差があります。

ただし、ジュエリーの査定額は純度だけで決まるとは限りません。

  • ブランド
  • 宝石
  • デザイン
  • 希少性
  • 状態

などに付加価値がある場合、K14製品でも金の重量だけでは説明できない査定額になることがあります。

「585」の刻印はK14なの?

海外製ジュエリーなどでは、「K14」の代わりに585という刻印を見ることがあります。

585は、金の純度を1000分率で表したものです。

つまり、585/1000=58.5%となります。

そのため、K14 ≒ 585と考えることができます。

海外旅行で購入した指輪や、輸入ジュエリーなどに「585」という数字だけが刻印されている場合でも、金ではないと判断する必要はありません。

「14K」と「K14」は違う?

製品によっては、「K14」ではなく「14K」と表記されることがあります。

どちらも14金を示す表記として使われます。

ただし、製造された国や年代などによって刻印の形式はさまざまです。

また、刻印は素材を判断する重要な手掛かりではありますが、刻印だけですべてを断定するとは限りません。

査定では品物全体を確認して判断します。

K14にはどんな色がある?

K14もK18と同じように、割金の種類によって色合いを変えることができます。

K14イエローゴールド

金らしい黄色味を持ったK14です。

銀や銅などを配合して作られます。

K14ピンクゴールド

銅などの割合を調整することで、赤みやピンク色を帯びた色合いになります。

K14ホワイトゴールド

白色系の金合金で、「K14WG」などと刻印されることがあります。

製品によっては表面にロジウムなどのメッキ加工が施されていることもあります。

色が違っていても、適切な品位のK14であれば、基本となる金の含有率は約58.5%です。

K14は変色することがある?

K14はK18よりも金以外の金属を多く含みます。

そのため、使用環境や保管状態などによって、表面の色合いが変化したり、くすみが見られたりすることがあります。

しかし、「変色している=金ではない」とは限りません。

K14としての素材が確認できれば、古かったり表面に変色があったりしても査定対象になる可能性があります。

K14の刻印はどこにある?

K14の刻印は、ジュエリーの目立ちにくい部分に入っていることがあります。

たとえば、

  • 指輪の内側
  • ネックレスの留め具付近
  • ブレスレットのプレート
  • ピアスのポストやキャッチ付近

などです。

「K14」のほか、

  • 14K
  • 585
  • K14WG

などの表記が使われることもあります。

刻印は小さいため、ルーペなどを使わないと確認しにくい場合があります。

K14の刻印がなくても売れる?

刻印が確認できないからといって、すぐに価値がないと判断する必要はありません。

古いジュエリーでは、

  • 刻印が摩耗している
  • サイズ直しで刻印部分が失われた
  • 海外製で見慣れない表記になっている
  • もともと刻印が確認しにくい

といったケースがあります。

その場合でも、品物の状態を確認し、必要に応じて分析することで素材を判断できる場合があります。

「K14と書いていない=金ではない」ではありません。

K14GPはK14と同じ?

ここは注意が必要です。

「K14GP」のような刻印は、一般的にK14そのものではなく、14金を使用した金メッキを意味します。

GPは「Gold Plated」の略として使われます。

つまり、

K14 → 14金の合金
K14GP → 表面に14金のメッキを施した製品

で、意味が大きく異なります。

「K14」の後ろに別のアルファベットが付いている場合は、刻印全体を確認することが重要です。

K14の価値はどうやって決まる?

K14製品の査定では、主に次の点を確認します。

金の純度

K14は一般的に約58.5%の金を含みます。

K18より金の含有率が低いため、同じ重量・同じ条件ならK18より金としての評価は低くなります。

重量

金製品では重量が重要です。

K14であっても重量がある製品なら、その分含まれる金の量も増えます。

当日の金相場

金価格は日々変動しています。

そのため、同じK14製品でも売却する時期によって査定額が変わることがあります。

宝石やブランド

K14のリングやネックレスに、

  • ダイヤモンド
  • 色石
  • ブランド価値
  • デザイン価値

などがあれば、地金以外にも評価が付く場合があります。

古いK14ジュエリーにも価値はある?

はい。古いK14ジュエリーでも、金としての価値がなくなるわけではありません。

たとえば、

  • 昔購入した海外製リング
  • 古いネックレス
  • ヴィンテージジュエリー
  • 親や祖父母から譲り受けたアクセサリー
  • 遺品整理で出てきたジュエリー

などでも、K14であることが確認できれば査定対象になる可能性があります。

特に海外製の古いジュエリーでは、K14や585の刻印が見つかることがあります。

壊れたK14製品でも売れる?

K14も金合金なので、壊れたからといって金そのものの価値までなくなるわけではありません。

たとえば、

  • 切れたK14ネックレス
  • 変形したリング
  • 片方だけのピアス
  • 留め具が壊れたブレスレット

などでも査定できる可能性があります。

貴金属として評価する場合には、使用できる状態かどうかよりも、純度や重量などが重要になります。

よくあるケース

海外で買った指輪に「585」と書いてある

585は、一般的に金を58.5%含むことを示す品位表示で、K14に相当します。

「K」の文字がないからといって、金ではないと判断する必要はありません。

K14のネックレスが切れている

切れていても、K14としての素材価値がなくなるわけではありません。

外れたパーツなども残っていれば、まとめて査定へ持っていきましょう。

K14WGと書かれている

WGはホワイトゴールドを表すことがあります。

白色に見えるためプラチナと間違われることがありますが、K14WGは金を主体とした合金です。

古くてK14の刻印が読めない

刻印が摩耗していても、素材を確認することで査定できる場合があります。

自分で削るなどせず、そのまま相談しましょう。

K14を売却するときの注意点

自分で磨きすぎない

表面のくすみが気になっても、査定のために強く磨く必要はありません。

宝石付きジュエリーなどでは、無理なクリーニングによって傷める可能性があります。

K14GPと混同しない

K14とK14GPは意味が異なります。

刻印の一部分だけを見るのではなく、最後まで確認しましょう。

585という数字だけで処分しない

「585」という数字だけを見ると、何の意味か分からないことがあります。

しかし、海外製ジュエリーではK14相当の品位を示している可能性があります。

見慣れない刻印だからといって捨てないことが大切です。

壊れていてもそのまま持ち込む

切れたネックレスや変形した指輪を、売却のためだけに修理する必要はありません。

まずは現在の状態で査定を受けるとよいでしょう。

まとめ|K14は約58.5%の金を含む金合金

K14とは、一般的に金を約58.5%含む金合金で、日本語では「14金」と呼ばれます。

K18との主な違いは金の含有率で、

  • K18……金を約75%含む
  • K14……金を約58.5%含む

となります。

同じ重量・同じ条件なら、金の含有量が多いK18の方が素材としての価値は高くなるのが一般的です。

一方で、K14のジュエリーにも、

  • 宝石
  • ブランド
  • デザイン
  • ヴィンテージ価値

などが付く場合があります。

また、「585」「14K」といった表記もK14相当の品位を示す場合があります。

古い、壊れている、刻印が見えにくいといった品物でも、金としての価値が残っている可能性があります。

横浜市青葉区・川崎市宮前区周辺で、金・プラチナ・貴金属の査定をご希望の方は買取専門店大吉たまプラーザ店にご相談ください。

K14・14K・585などの刻印がある指輪やネックレス、海外製ジュエリーについても、状態を確認したうえで査定いたします。

古いものや壊れたもの、素材が分からないジュエリーも、処分する前にまずはお気軽にお持ちください。

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